MSSS目次・講師紹介

目次

 Part Ⅰ Prologue 
 1 投球障害における現状の問題とその解決のために  筒井廣明
  はじめに
  投球障害を取り巻く環境における現状の問題点
  指導者・選手に望む
  知識と技術の伝え方
  治療に対する考え方
  医学とスキルとコンディショニングの架け橋に

 Part Ⅱ Medical 
 1 上肢の構造と機能  山本敦史
  肩の機能解剖
  肘の機能解剖
  上肢機能に影響を与える他の部位

 2 画像から得られる情報の理解  鈴木 昌
  野球選手にみられる主要疾患(病態)の診断に際して用いられる画像の目的
  正常画像と読影のポイント

 3 画像から見た各種疾患:正常画像と異常画像の比較  鈴木 昌
  はじめに
  肩関節疾患
  肘関節疾患
  肩・肘関節単独で考えるべきではない疾患

 4 野球外傷に対するプライマリーケア:スポーツにかかわる医療従事者としての自覚と勇気  松浦恒明,千葉慎一,筒井廣明
  スポーツに外傷・障害はつきものである
  プライマリーケアとは
  プライマリーケアの目的
  野球における外傷

 Part Ⅲ Skill 
 1 投球動作  矢内利政
  はじめに
  適切な投球フォームのエッセンス
  運動力学的合理性に基づいた適切な投球動作
  ボールリリース
  まとめ

 2 投能力の発達  勝亦陽一
  はじめに
  身体の発育および機能の発達
  運動能力の発達
  投球動作発達のための「はたらきかけ」

 Part Ⅳ Conditioning 
 1 現場で必要な情報とその集め方  千葉慎一
  コンディショニングとは
  コンディショニングを行うためには
  コンディション評価
  まとめ

 2 投球疲労に対するケア  升永雅純,升永雅史
  プロ野球のトレーナーの業務
  近年の野球における選手の身体への負担

 3 投球に必要なトレーニング:①トレーニングの意義・目的  笠原政志
  トレーニングとは
  トレーニングの目的を達成させるために
  コンディショニングのためのフィジカルトレーニング
  エネルギー出力系のためのフィジカルトレーニング
  野球選手の投球動作特性を踏まえた専門的トレーニング
  野球選手に必要なその他のトレーニング
  投球障害予防のためのコンディショニング

 4 投球に必要なトレーニング:小児・成長期のトレーニング  高司 譲
  なぜ小児・成長期にトレーニングが必要か?
  野球の競技特性とトレーニング科学から考える
  小児・成長期の体の特徴や成長の状況などの観点からトレーニングを考える
  小児・成長期の現状
  小児・成長期のトレーニングはどうしたらよいか?

 5 投球に必要なトレーニング:成人のトレーニング  草場昭宏
  なぜ成人選手にトレーニングが必要なのか?
  ポジションによってトレーニングは異なるのか?
  シーズンごとのトレーニングについて
  おわりに

 6 投球(野球)に必要な栄養学  園部裕美
  食べるもの以前に,まずは食べられる体作りから
  野球選手の食事の基本
  水分の摂り方
  サプリメントの考え方
  行動変容につなげる新人教育のポイント
  食べてもらうための工夫

 Ⅴ Thinking 
 1 投球障害肩に対する考え方  山口光國,筒井廣明
  はじめに
  調整変数という考え方
  影響する因子の抽出にあたって
  おわりに

講師紹介

(講義順・敬称略)

筒井廣明
 NPO 法人スポーツ・健康・医科学アカデミー(MeSSH)理事長
 ウェルケアわきた整形外科 名誉院長
 昭和大学藤が丘病院整形外科 客員教授

山本敦史
 ぐんまスポーツ整形外科 院長

鈴木 昌
 浅草病院整形外科 肩肘関節部門

松浦恒明
 済生会八幡総合病院整形外科 主任部長

矢内利政
 早稲田大学スポーツ科学部 教授

勝亦陽一
 東京農業大学応用生物科学部 准教授

千葉慎一
 ウェルケアわきた整形外科リハビリテーション科

升永雅純
 ますなが治療院 院長

升永雅史
 ますなが治療院,株式会社work out 代表

笠原政志
 国際武道大学体育学部体育学科 教授

高司 譲
 フィジカルファクトリー 代表

草場昭宏
 トヨタ自動車硬式野球部 トレーナー

園部裕美
 前実業団陸上競技部 管理栄養士

山口光國
 セラ・ラボ 代表